付けなくても、付けすぎても効果が出ない。他のスキンケア製品に比べると、クリームは使い方が難しい化粧品かもしれません。特に若い人~10~20代の人がクリームを使うと、油分の取りすぎで肌トラブルを起こすことがあります。
というのも、人間には皮脂と水分からできる天然の保湿クリームがあるからです。
若いうちは、この保湿クリームが潤滑に作られ、お肌を乾燥からしっかり守ってくれます。そのため過剰な成分や栄養を補い過ぎてしまうと、お肌に問題が起きてしまうわけです。
ただし、化粧水や美容液を付けた後、それを閉じ込める製品、目元や口元などの気になる部分につける、美容液の役割に近い製品など、クリームにも様ざまな種類と役割があります。トラブルを生じた場所への部分使いであれば、それほど問題はありません。とはいえ付け過ぎには注意です。
基本的に若い人は、なるべく油分の少ないものを選びましょう。迷ったときには化粧品カウンターや専門家に相談する、サンプルなどで使用感を試してから使うようにしてください。
スキンケア製品とひと口にいっても、いろいろなメーカーから様ざまな製品が出ているため、どの製品をどのタイミングで使えばいいか、混乱することがあります。
基礎化粧の基本は洗顔⇒化粧水⇒美容液⇒クリームまたは乳液という順番で使い、最初に水分を補い、最後に油分の入っている乳液やクリームでフタをするようにします。先に乳液やクリームを塗ってしまうと、化粧水や美容液ははじかれてしまうので注意してください。
美容クリームには、「保湿」「美白」「肌荒れ」「アンチエイジング」「シミ」「シワ」など、数多くの種類があるので、肌状態に応じて使い分けることができ、目元、口元など油分が不足しがちな部分、皮膚が薄い部分をケアするに適しています。クリーム状なのでお肌への刺激も摩擦も少なく、部分的に成分がとどまりやすいので、ポイントケアには効果的です。
美容クリームは、1日朝晩2回または夜のみに、肌状態によって使用ペースを調整しながら使われることが多い化粧品です。顔全体に付ける場合は、仕上げに両手でお肌をやさしく包み込み、手のぬくもりで浸透させると、より効果が期待できます。
基本的に「保湿成分」が多く含まれており、浸透力もあり、長い時間、肌にとどまってくれるので、特に乾燥肌の人にとっては欠かせない製品といえます。
ところが、「素肌にそのまま付けたほうがうるおう」と思い込み、洗顔後に直接クリームを付ける人がいます。しかし、これは大きな間違いです。またたくさんつけなくてはと重ね塗りをすると、クリームが酸化して角質を詰まらせる原因になります。
肌が乾燥しやすい人はクリームを正しく使い、体を冷やさないようにして新陳代謝を高め、お肌のターンオーバーを促すことが大切です。